カメラ

【レンズ】ニコンミラーレス「Z50」キットレンズを検証、Zレンズの魅力を徹底解説!

7月にミラーレス一眼をはじめて購入しました。

機種はニコンのAPS-Cサイズ、ミラーレス一眼「Z50(本体)+キットレンズ」ニコンZ50です。

どんな写り・描写力かこの2カ月、ざまざまな検証をしてきました。

何といっても軽量・コンパクトがこのカメラの「ウリ」ですが、それ以上にキットレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」(Zレンズシリーズ)の描写力には、正直ビックリしています。

一般的にキットレンズの写りはイマイチと言われがちですが・・・

「Z50」では描写力がすこぶる高く、キットレンズ(16-50mm)の評判も高く、解像力も優れています

今回は、そのZレンズシリーズの状況を含めて、詳しく解説していきます。

※軽量コンパクトな「Z50とキットレンズ」(横幅13cm、奥行:10cm)

 

現在以下のレンズを保有しています
1、広角単焦点
・ニコン「AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED」(Fマウント)

2、標準ズーム
・ニコン「AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR」(Fマウント)
・ニコンミラーレスキットレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」(Zマウント)
・シグマ「24-105mm F4 DG OS HSM」(Fマウント)

3、望遠単焦点
・ニコン「AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VR」(Fマウント)

 

「Z50」キットレンズの魅力

そもそもニコンのレンズ交換式カメラ(一眼カメラ)は、以下のように「ミラーレス一眼」と「デジタル一眼レフ」に分かれ、レンズもそれぞれ別になっています。

今回は、ミラーレス用のレンズ「Zレンズ」について解説していきます。

まずは「Z50」(本体)のキットレンズについてです。

標準ズームの「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」と望遠ズーム「NIKKOR Z DX 50-250mm f/4.5-6.3 VR」の2つあります。

特に標準ズーム「NIKKOR Z 16-50mm」に魅了して、買った経緯もありましてより詳しく分析してみます。

【「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」の仕様】

型式 Zマウント(カメラ本体とレンズを連結する部分)
市場価格 キットレンズ:3.5~4万円、「Z50」本体とあわせて11~13万円
重量 約135g
焦点距離 16mm-50mm
レンズ構成 7群9枚(EDレンズ1枚、非球面レンズ4枚)
最大絞り f/3.5(焦点距離16mm)、f/6.3(焦点距離50mm)
最小絞り f/22(焦点距離16mm)、f/40(焦点距離50mm)
手ブレ補正 4.5段
寸法 約70mm(最大径)×32mm(レンズマウント基準面からレンズ先端まで、沈胴時)

 

1、マウントが「Zマウント」
これは「ミラーレスレンズ用」の型式で、より多くの光を取り込み、そのまま撮像素子へと導く「大口径でショートフランジバック(※)」
※フランジバックとはマウント面から撮像素子までの距離

2、重量135g、寸法32mmと「軽量・コンパクト」
「Z50」本体と合わせても、カバンに簡単に入るのはとても持ち運びに便利

3、「4.5段」の手ぶれ補正

4、レンズ構成:ニコン独自開発の「EDレンズ」(※)と収差(描写のみだれなど)を抑える「非球面レンズ」

※「EDレンズ」とは色にじみ、色収差を効果的に低減するため、ニコンが世界に先駆けて開発した、プリズムの色分解作用を少なくするED(特殊低分散)ガラスを使用したレンズ。

 

 

超注目のZレンズ

こまちゃん
こまちゃん

Zレンズ(Zマウント)は他のレンズメーカーよりも大口径と言われ、さらにはショートフランジバック。

全体的に「カメラ+レンズ」を小型化し、キレイな画質を実現したことは超魅力的です。

Zマウントとはニコンミラーレス専用マウント。

カメラとレンズの接合部である「マウント径」は55mm。

マウント径は大きい方が光量を高く確保しやすく、明るいレンズシステムを作りやすい。

大口径レンズは口径が大きい明るいレンズで、描写力が高く、やわらかいボケ味が魅力とも言われています。

 

さらに、撮像素子とレンズマウントまでの距離「フランジバック」が16mmと短くし、大幅に小型化しています。

もっとも「Z50」(本体)では、デジタル一眼レフ用のレンズも使用できます。

基本的に一眼レフではFマウントを使用しているため、「FTZマウントアダプター」(マウント交換器:ZからFマウントへ)を装着します。

ニコンFTZ変換アダプター

 

Zレンズの特徴

1、極めて高い解像度
高いMTF性能(レンズ性能を評価する指標)を備える。

2、美しい自然なボケ
色付きの少ない美しい「ボケ」とピント面が遠ざかるについれて、なだらかに大きくなっていく、奥行き感にこだわった自然なボケ味。

3、優れた動画性能
静粛性に優れたSTM(ステッピングモーター)を採用し静音なAF駆動。

自然な映像を表現を実現するため、「フォーカスブリージング(※)」の抑制・低減。

ピントの位置を手前から奥、奥から手前へと変化させると画角が変わる現象を抑える。

4、拡がるレンズの可能性
ニコンのミラーレス用レンズ(Zレンズ)はまだまだ少ない現状で今後も多くのレンズを発売。

 

Zレンズのラインナップ(~2021年)

こまちゃん
こまちゃん

「S-Line」とは、ニコンの独自の設計指針と品質管理をさらに厳格化した「NIKKOR Z レンズ」。

その中でも、より厳格なMTF性能評価(レンズ性能を評価する指標)をはじめ、さまざまな評価軸に沿った高度な設計指針と品質管理。

特に次世代を見据えた高度な光学性能を追求したレンズを「S-Line」と位置づけいます。

 

★★Zレンズ発売情報(ロードマップ)


【現在発売されているレンズ(2020年9月30日)】
1、単焦点レンズ
20mm・f/1.8(S-Line)
24mm・f/1.8(S-Line)
35mm・f1.8(S-Line)
50mm・f/1.8(S-Line)
50mm・f/1.2(S-Line)
58mm・ f/0.95(S-Line)
85mm・f/1.8(S-Line)

2、ズームレンズ
14-24mm・f/2.8(S-Line)
14-30mm・f/4(S-Line)
24-70mm・f/2.8(S-Line)
24-70mm・f/4(S-Line)
70-200mm・f/2.8(S-Line)
16-50mm・f/3.5-6.3(DX:APS-C専用)
50-250mm・f/4-6.3(DX:APS-C専用)
24-200mm・f/4-6.3
24-50mm・f/4-6.3

【今後予定されているレンズ】
1、薄型単焦点レンズ
28mm
40mm

2、マイクロレンズ
50mm
105mm(S-Line)

3、ズームレンズ
18-140mm(DX:APS-C専用)
24-105mm(S-Line)
100-400mm(S-Line)
200-600mm

 

まとめ

ニコン「Zレンズ」シリーズでは、とにかく「望遠レンズ」がまだまだ出ていない状況です。

特にS-Lineの「100-400mm」、「200-600mm」に期待したいところもあります。

また、ニコンミラーレスでは「望遠」の単焦点レンズが予定されていないことから、「(超)望遠」については、一眼レフにいまだに依存しているように感じています。

そのため個人的なことですが、ミラーレスへの全面的な切り換えは、一眼レフ用のレンズが使えるとはいえ、だいぶ先の話です。

動きものに対するAF(オートフォーカス)性能もまだ、信頼できるエビデンスがないこともあります。

今後もさまざまな撮影を繰り返しながら、ミラーレス「Z50」の性能を、より詳しくお伝えしていきたいと思います。

ただ一つ言えることは、「Z50+キットレンズ」のコスパは最高です!!

【カメラ】ニコンミラーレスカメラ「Z50」を詳細分析、趣味にビジネスに大活躍!(1カ月総括、写真作例)ニコンミラーレス「Z50」を購入して以来この1カ月、本当によく使いました。趣味にそして仕事に大活躍でした!とにかく本体+キットレンズでわずか585gと「小型・軽量」で綺麗、コスパ良く大満足しています。...