写真・動画

【風景・野鳥】大磯照ヶ崎海岸のアオバトを撮影!ニコンミラーレス「Z50」VS一眼レフ「D500」写真を比較検証

「D500」でアオバト撮影1

アオバト5軽量コンパクトのニコン「Z50」(ミラーレス一眼)!

「野鳥撮影」で超望遠レンズと、動きもの(動体)へのAF(オートフォーカス)性能・速度を試してみたいと思います。

先日、神奈川県の「大磯照ヶ崎海岸」を訪れました。

海水浴場で有名ですが、夏に「アオバト」が「海水」を飲みに来ることとしても知られています。

望遠(単焦点)レンズは、ニコンの「AF-S NIKKOR 500mm f/5.6E PF ED VRを装着します。

合わせてデジタル一眼レフニコン「D500」と比較撮影も行いました。

結論として「D500」の動体への反応の高さ、追従力をあらためて実感しました。

もっとも「Z50」もそれなりに満足のいく写真も撮れまして、ご紹介していきたいと思います。

Z50+望遠

 

「Z50」と「D500」でアオバト(野鳥)撮影写真

1、「Z50」(本体)+「ニコン望遠単焦点500mmf/5.6」で撮影
※午前8時47分に撮影、一部クリッピングしています。

カメラの設定:マニュアル優先、500mm(35mm換算で750mm)、シャッタースピード1/4000秒、F値5.6、ISO640、露出補正+0.3

アオバトZ50-1

※ミラーレスと一眼レフではマウント系が違うため、撮影には「マウントアダプターFTZ」(変換アダプター)を使用します。

ニコンFTZ変換アダプター

 

2、「D500」(本体)+「ニコン望遠単焦点500mmf/5.6」で撮影

※午前9時53分に撮影、一部クリッピングしています。

カメラの設定:マニュアル優先、500mm(35mm換算で750mm)、シャッタースピード1/5000秒、F値5.6、ISO560、露出補正+0.3

「D500」でアオバト撮影1

写真は700~800枚くらいずつ撮影し、その中で一番ピントが合い、構図・背景がもっとも良い写真を1つピックアップしております。

「Z50」はそれなりに良い写真が撮れていますが、実際は「望遠」と「ハイスピードな動きもの」について、ミラーレスとの相性の問題も少しあり、野鳥「アオバト」をオートフォーカス(AF)で追うのに苦労しました。

私はここ「大磯照ヶ崎海岸」には、3年近く撮影に訪れています。

まだ、ミラーレスに慣れていないこともありますが、デジタル一眼レフに比べると、ピントが合いづらいようにも思えます。

今回の撮影では、やはり「D500」のスピードある動きものへの反応、ピント合わせの良さから、デジタル一眼レフならではのシャープさ、切れ味の良さなど「別次元の写り」と感じました

もっとも「Z50」も画質は良く問題なく撮影できます。

具体的に「野鳥撮影において支障があるかどうか」は、今後検証していきたいと思っています。

※「D500」については、「カメラの選び方」で紹介しています。

霧ヶ峰1
【カメラ本体】カメラの正しい選び方・ポイント(ニコンミラーレス「Z50」、一眼レフの「D500」と「D850」を検証)「カメラの正しい選び方」をお伝えします。「コスパ重視」で、良質・高画質な美しい写真を実現する方法の紹介例です。大切なのは「特に多い撮影シーン・スタイル・場所、被写体」と考えています。...

 

「Z50」と「D500」の概要・スペック

表にまとめてみました!

カメラ本体/概要
Z50(ミラーレス)
D500(一眼レフ)
撮像素子のサイズ  APS-C APS-C
現在の市場価格 9~10万円 15~16万円
重量(バッテリー含む) 450g 860g
有効画素数 2088万 2088万
画像処理エンジン EXPEED6 EXPEED5
フォーカスポイント 209点 153点
連射最高撮影速度 11コマ/秒(拡張)
※拡張時はカメラの設定により、連続撮影中に露出が安定しないこともある
10コマ/秒
シャッタースピード 1/4000~30秒 1/8000~30秒
常用ISO感度 100~51200 100~51200
電池寿命(撮影可能コマ数) ファインダーのみ使用で約280コマ、画像モニターのみで約320コマ 約1240コマ
画像モニター チルト式3.2型TFT液晶モニター104万ビット チルト式3.2型TFT液晶モニター236万ビット
スロット数 シングルスロット(SDカード) ダブルスロット(XQD+SDカードUHS-II規格に対応)
AF(オートフォーカス)性能 像面位相差AFとコントラストAFのハイブリット型 位相差AF
発売日 2019年11月22日 2016年4月28日
URL ニコンZ50サイト ニコンD500サイト

野鳥撮影において一番大切な「高速連射」、写真の安定性は別として2機種とも極めて良いものです。

次に大切なのは「シャッタースピード」「D500」での写真の切れ味、シャープさは「1/5000秒」で撮っているからともいえます。

ちなみに「Z50」は「1/4000秒」までです。

さらに、AF(オートフォーカス)の性能・速度にはかなり左右されますが、基本的には野鳥撮影に慣れることも大切なので、重要度はわりかし低いです。

いずれも撮影においても、「シャッタースピード」の速さは、非常に大切なこととつくづく実感しました。

 

オートフォーカス(AF)性能の違いについて

動きものまたは、追従力に適しているのは「位相差AF」で、一眼レフに主に搭載されています。

「D500」は特にその能力優れていて、超一級品です。

位相差AF
(D500)
コントラストAF(Z50) 像面位相差AF
(Z50)
AF速度
AF精度
測距点
(AFポイント)
中心付近 広範囲 やや広範囲

 

ミラーレス一眼とデジタル一眼レフの特徴

※特徴を表にまとめてみました!

ミラーレス一眼
(「Z50」など)
デジタル一眼レフ
(「D500」など)
ミラーレスのため、その分小型軽量 ミラーがあるのでその分重くなる
ミラーレスのため、連射速度も速い 高速連射は可能で安定性も高い
ライブビュー(液晶モニター)に映し出された映像をそのまま反映できる(電子ビューファインダー・EVF) 肉眼と同じように確認できる(光学ファインダー)
ファインダーを覗きながら露出や色補正できるが、逆に見え方に不自然さを感じることもある 自然な見え方でのファインダーを通じた撮影が行える
シャッターボタン押してからのタイムラグが大きくなることもある(ファインダーと液晶モニターの常時表示しているため切り替わりなどから) シャッターボタンを押してからのタイムラグも少なく、撮りたいと思ったその瞬間に撮影が可能


とにかく今のミラーレス一眼は、小型で軽いことが最大の特徴です。

野鳥などの動きものに対応するには、タイムラグに慣れ、動きを予測しながら撮影することも必要と考えます。

 

総括

今回の「Z50」と「D500」の比較検証について、AF性能はお金をかけてよりグレードの高い機器を買うことで解決する場合もあります。

また、望遠撮影となると特にレンズに依存します。

野鳥撮影においては、本当に大切なのは自分の足で探し、どれだけ近くで自然な姿を撮れるかであって、高いカメラ本体を買わずにほとんど対応できるはずです。

正直「Z50」のコスパを考えますと、大変満足いく写真が撮れました。

超オススメです。

かなとこ雲1
【風景・野鳥】壮大な葛西臨海公園に「かなとこ雲」出現!野鳥「カワセミ」撮影も写真検証「Z50」は風景写真にはピカイチと感じています。今回は行楽地としても有名な「葛西臨海公園」を訪れました。さままな種類の野鳥が多く見られ「カワセミ」などを撮影する人もいます。ちなみにものすごい暑さから「かなとこ雲」が出現しました。...