今回は先日購入したばかりのニコンミラーレス一眼「Z50」の初の試し撮りで、近所にある多摩川を訪れました。
これまで何回も「夕焼け」の撮影に足を運び、超おすすめのスポット!
「夕景・夕焼け」に着目して撮影してみました。
「Z50」本体に、キットレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」(Zマウント)と、ニコンデジタル一眼レフ用Fマウント「広角単焦点レンズ NIKKOR 20mm f/1.8G ED」のレンズを装着し、撮影写真を比較していきたいと思います。
特に広角側で絞りを最大にすることで、太陽の光が放射状に延び、キラリと輝く「星」のように描写してみました。

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「Z50」初撮り(by多摩川)
今回は「Z50+キットレンズ」の試し撮りということでもありまして、以下のポイントに注意しながら撮影してみました。
1、太陽の光条(光芒)を意識して撮影
2、全体にピントを合わせ、広角側でF値を最大値に絞る
3、ホワイトバランスを「晴天日陰」に設定し、より夕焼けに近い色へ
4、キットレンズ(16-55mm)とニコン広角単焦点20mm(AF-S NIKKOR 20mm f/1.8G ED)との違い
5、日没後の「夜の多摩川」を撮影
「Z50」と「キットレンズ(16-55mm)」で撮影

設定:絞り優先、16mm(35mm換算で24mm)、シャッター速度1/80秒、F値22、ISO100、露出補正-1、ホワイトバランス「晴天日陰」

設定:絞り優先、16mm(35mm換算で24mm)、シャッター速度1/60秒、F値22、ISO100、露出補正-1、ホワイトバランス「晴天日陰」

まずは撮影してみて「Z50」の凄いところは、キットレンズが良く、鮮明でシャープ感があります。
高解像な写真が撮れるところも大きなポイントです。
さらに光条(光芒)が非常に綺麗に出ています。
光条(光芒)を意識するため、F値を最大限「22」で撮影したところもあり、とても効果的でした。
また、「夕焼け」の色合いも非常に美しく出ています。
ここは多摩川への太陽の日差しが川に写り込むところが、非常に綺麗に撮れる場所でもあります。
コスパが良く、「Z50」の購入にあたりとても満足な「カメラの選び方」と感じました。
特に「Z50本体+16-50VRレンズキット」、価格11~13万円はおすすめのカメラです。
「Z50」にニコン単焦点レンズ「20mm f/1.8G ED」で撮影
※直接「Z50」本体には装着できないので、マウントアダプターFTZを介します。

●広角単焦点20mm・F1.8とマウントアダプターFTZ


設定:絞り優先、20mm(35mm換算で30mm)、シャッター速度1/200秒、F値16、ISO100、露出補正-1、ホワイトバランス「晴天日陰」

設定:絞り優先、20mm(35mm換算で30mm)、シャッター速度1/200秒、F値16、ISO100、露出補正-1、ホワイトバランス「晴天日陰」

今日は雲が多く厳しい状況下でしたが、やはり単焦点のレンズは、その数値20mm(実際は30mm)に特化した作りでもあり、描写力別格です。
光条(光芒)の「線の鋭さ」は最大F値「16」ながら素晴らしいものを感じました。
風景写真には単焦点レンズが1つでもあるとかなり楽しめると思います。
ちなみに今回紹介しました「ニコン広角単焦点20㎜f1.8」は、フレアやゴーストを軽減する、ナノクリスタルコートを使用したハイエンドクラスのレンズ。
開放f値が1.8と明るく高画質、質量が約355gと小型・軽量で持ち運びに便利です。
現状の市場価格は8.5~9.5万円前後。
※「マウントアダプター FTZ」の価格は3~3.5万円。
夜の多摩川、スローシャッター(低速シャッター)
「Z50+キットレンズ(16-50mm)」で撮影しました。
設定:絞り優先、16mm(35mm換算で24mm)、シャッター速度25秒、F値22、ISO100、露出補正0、ホワイトバランス「晴天日陰」

設定:絞り優先、16mm(35mm換算で24mm)、シャッター速度30秒、F値22、ISO100、露出補正0、ホワイトバランス「晴天日陰」

今回は「Z50」の初撮影ということで、日頃よく行く、多摩川の「夕焼け」をメインに撮影してみました。
「Z50+キットレンズ」でここまで鮮明に、また夜の撮影「スローシャッター」でも、とても綺麗な表現力豊かな、素晴らしい描写力でした。
正直ビックリしています。
この日は曇りで、決して好天候の中での撮影ではなかったですが、大変満足いく写真が撮れたと思っています。
