ニコン・ミラーレス一眼「Z50」を7月22日に、買いました。
軽量コンパクトで使いやすく高画質、「コスパの良い」カメラであるところに惹かれました。
本日は「Z50」購入にあたり、「カメラの正しい選び方・ポイント」をお伝えします。
危険な「カメラ沼」にハマっていくことを避けるためにも、ぜひともお付き合いいただきたいと思います。
最近のカメラは、どのメーカーのカメラを買っても綺麗に撮れます。
だからこそハマっていきます。
ちなみに「カメラの選び方」で最も重要なポイントは、優先度の高い順に以下5点と考えています。
1、価格
2、重さ
3、画質
※最低有効画素数2000万以上
4、使いやすさ
5、機能性
今回は保有するニコンカメラ3機種、ミラーレス「Z50」と一眼レフの「D500」「D850」について、用途に応じた検証をしてみました。
結論からは、以下のようになります。
1、「Z50」は軽量コンパクトで便利、写りも問題なく満足
2、「D500」はとにかく動きもの、特に早いスピードにも対応
3、「D850」は最高画素で最高の写真に仕上げたい、動きものにも対応
カメラの選び方、「Z50」「D500」「D850」で検証
これから紹介するのは、あくまでも「コスパ重視」で、良質・高画質な美しい写真を実現する方法の一例です。
大切なのはカメラを購入する上で、「特に多い撮影シーン・スタイル・場所、被写体を想像すること」と考えています。
まずは、私の保有する3機種、「カメラ本体」の能力を以下にまとめてみました。
1、ニコン・ミラーレス一眼「Z50」(APS-C)
2、ニコン・デジタル一眼レフ機「D500」(APS-C)
3、ニコン・デジタル一眼レフ機「D850」(フルサイズ)
カメラ本体/概要
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Z50
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D500
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D850
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撮像素子のサイズ | APS-C | APS-C | フルサイズ |
現在の市場価格 | 9~10万円 | 15~16万円 | 32~34万円 |
重量(バッテリー含む) | 450g | 860g | 915g |
有効画素数 | 2088万 | 2088万 | 4575万 |
画像処理エンジン | EXPEED6 | EXPEED5 | EXPEED 5 |
フォーカスポイント | 209点 | 153点 | 153点 |
連射最高撮影速度 | 11コマ/秒(拡張) ※拡張時はカメラの設定により、連続撮影中に露出が安定しないこともある |
10コマ/秒 | 7コマ/秒 (別売のマルチパワーバッテリーパック MB-D18とEN-EL15b、EN-EL15a、EN-EL15使用時9コマ/秒) |
シャッタースピード | 1/4000~30秒 | 1/8000~30秒 | 1/8000~30秒 |
常用ISO感度 | 100~51200 | 100~51200 | 64~51200 |
電池寿命(撮影可能コマ数) | ファインダーのみ使用で約280コマ、画像モニターのみで約320コマ | 約1240コマ | 約1840コマ(カメラ本体でLi-ionリチャージャブルバッテリー EN-EL15b、EN-EL15a、EN-EL15使用時) |
画像モニター | チルト式3.2型TFT液晶モニター104万ビット | チルト式3.2型TFT液晶モニター236万ビット | チルト式3.2型TFT液晶モニター236万ドット |
スロット数 | シングルスロット(SDカード) | ダブルスロット(XQD+SDカードUHS-II規格に対応) | ダブルスロット(XQD+SDカードUHS-II規格に対応) |
AF性能 | 像面位相差AFとコントラストAF(ハイブリット型) | 位相差AF | 位相差AF |
発売日 | 2019年11月22日 | 2016年4月28日 | 2017年9月8日 |
※以上はニコンのサイトなどを参考にしています
カメラ本体、比較・使用後の評価
●「Z50」は軽量・コンパクトで活用範囲も広く画像も綺麗
※発売も新しく、画像処理エンジン「EXPEED6」で APS-C初の「像面位相差AF」搭載、フォーカスポイントも209点
※「像面位相差AF」とは一眼レフに搭載されている位相差AF画素を撮像素子全面に広く位置することで、AF性能と画質をバランスよく高めている
●「D500」は動きものには強く、連射速度も10コマ/秒と速く安定感が高い
●「D850」は有効画素数が「4575万」と高く、画質も文句ない
●一眼レフとミラーレスでは明らかに「電池寿命」の差がある
撮影シーン・被写体別にカメラ本体を比較・ポイント
次に被写体別に3種類のカメラから「最適なカメラ本体」を選んでみます。
下表は「持ち運び」を重要視しながら軽量・コンパクトや撮影条件、被写体を踏まえ「より素晴らしい写真・撮影」を考えての結果です。
決して撮れないなどの問題ではなく、「コスパ」の合ったものを選択しています。
当然レンズによって撮影写真・環境は変わってきますが、まずは「カメラ本体」のみで検証します。
※「◎」はかなり適していると考えています。
カメラ本体/被写体
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Z50
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D500
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D850
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人、家族、建物、商品、ビジネス(持ち運び重視) |
◎
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||
イベント |
◎
|
||
スポーツ、運動会 |
〇
|
◎
|
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花 |
〇
|
◎
|
|
飛行機、鉄道 |
◎
|
◎
|
|
動物 |
〇
|
◎
|
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野鳥(超望遠レンズ撮影を踏まえて) |
△
|
◎
|
〇
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風景(海、登山、川、滝、高原) |
〇
|
〇
|
◎
|
星、夜景 |
◎
|
||
夕日、日の出、雲海 |
〇
|
◎
|
|
タイムラプス、インターバル撮影 |
〇
(電池寿命に難点) |
〇
|
◎
|
それぞれの撮影シーンに合わせて、ビジネスやプライベートでの活用も考えての「選び方」でもあります。
比較してみると「Z50のコスパの高さ」にはビックリしています。
さらにミラーレスでありながら、「ニコン一眼レフの操作性を踏襲」しているところは高く評価できます。
操作ボタンも「右」に集中させ、「右手だけでできる使いやすさ」はとても考えられた設計です。
特にキットレンズ「NIKKOR Z DX 16-50mm f/3.5-6.3 VR」との組み合わせがとても評判良く、おすすめのカメラです。


★★カメラ沼にハマらないために★★
ついこの間7月22日に、「Z50」を購入しました。
実はこの6月に一眼レフ用(D850、D500)のニコン「広角単焦点レンズ20㎜、F1.8」を購入しています。
いずれも撮影シーンによって使い分けています。
「Z50」はVlog撮影やポートレート、イベント、会議などに最適です。
小型・軽量のため、カバンに入れてもあまり荷物にはならないためビジネス用として、「広角単焦点レンズ20㎜」は風景や商品写真などとしても有効活用しています。
ただ、危険な「カメラ沼」にはまた、ハマりそうです。
コロナの影響から撮影は近所かビジネスに限られ、休日は天候が悪く、家にいることも多い日が続き、ヨドバシカメラやマップカメラのWebサイトを見ています。
特に最近はインターバル撮影、タイムラプス撮影にハマっていることもあります。
眠っている「獅子」を起こさないように注意していかなくていけません。